| 温度・湿度センサはSENSIRIONのSHT1x/7xを使用しています。このセンサはシリコン微細加工技術により、静電容量ポリマーの湿度センシング素子と温度測定用のバンドギャップ温度センサを装備しています。また、チップ内部でアナログ値をA/D変換して出力されますので、外部ノイズの影響がなく、温度は14ビット、湿度は12ビット分解能でデータを測定することができます。湿度のキャリブレーションは鏡面冷却式露点計をリファレンスとして1個ずつ、調整されますので、ユーザ側での較正作業の必要はありません。湿度センサーは標準の環境では長期間安定して測定できます。従来の抵抗式のような結露で使用不能になることもありません。 |
SHTDL-1は温・湿度センサ、CPU、RTC,フラッシュメモリ、電池で構成されています。
RTCは水晶時計で、設定された正確な時間間隔で計測指令を出します。
温・湿度センサは指令に応じて、温度、湿度を計測し、フラッシュメモリに記録します。記録データは電池が切れても失われません。
CPU、センサ、メモリは次の計測指令まで、待機モードに入り、ほとんどエネルギーを消費しません。全体に防水加工をしていますので、水分の多い環境でも使用可能です。データのダウンロードは専用ケーブルでPCと接続し、アプリケーションソフトウエアで行います。 |
| SHTDL-1は12mmのリチウムボタン電池を使用しています。この電池の容量は48mA/Hで48mAの電流が1時間流せるといった意味です。これに換算して説明しますと、待機時に2μAの電流が流れますので、1日あたり0.17mA/Hです。計測時は2mAの電流が1m秒だけ流れますので、10000回計測しても0.02mA/Hしかなりません。これらの計算で30分間隔で約240日間電源が持続できることになります。ただし、電池は周囲の温度環境により、容量は変化します。測定の終了は測定ポイントが16000ポイントを超えたか、または電池の電圧低下で終了します。 |
|